SATURDAY RIDE FEVER!!22 #4
その称号や頂点を極めようとメンバー達は日頃より切磋琢磨している訳であるが、
その称号・王座なるものの幾つかをご紹介しよう。
■落車王
(人に迷惑掛けずに軽度の負傷、ありえない所で落車する数が多いと貰える)
■パンク王
(サイクリング中のパンク頻度の高い人が貰える)
■つり名人
(サイクリング中に下半身のいずれかをつる頻度が高いと貰える)
■くだり番長
(サイクリング中にトイレ大へ行く頻度が高いと貰える)
■寝ナイト
(前日の睡眠時間が毎度、極端に少ない人が貰える)
その他、顧問・名誉教授・監督・女帝・こやじ・ダンシングヒーロー・千切れの○○・放浪癖・必殺仕事人・スノーボーダー・タイガース・タクシー等、
数えれていけばきりがない。
おっと、また、話が長くなってしまいそうなので、本編の続きを書こう。
5月3日、時刻はAM5:00前後
モテギツインリンクの第1駐車場にて、サポートライドフィーバーの2名、
ヤナさんを除いた、ライダー6名が集結し、
荷物を運搬がてら、ピットエリア方面へ移動すると、まだ開放されいなく、
より良いピットエリアを確保しようとする他チームもぞろぞろガヤガヤと長蛇の太い列を作っている。
ピットエリアが開放されると、即、カムさんとみゆくんが走る。
キョウイチだ。いけぇぇぇえええ!
無事、最高の位置をゲットし、残りの重いかさばる物を荷卸エリアまで車載し、
各々準備をしていると、ヤナさんがようやく到着する。
間に合ったよ~♪良かったよお~♪
一段落していると、サポートメンバーである、ムネさんも、
埼玉からの自走で到着する。
この人の距離感は言うなれば、
普通の人「冷蔵庫へ、アイス!取ってきます!」
ムネさん「県境超え、会津、撮ってきます!」
くらい、違うので、ちょっとした病気だ。
というわけで、SRF-WORKS総勢10名がモテギツインリンクへ集合が完了した。
エントリー手続きや、合図、作戦、交代手順の最終確認を入念にしていると、
あっという間に7時になり、コース試走可能な時間になってしまう。
エントリー者全員とも、モテギツインリンクのサーキットを走るのは初めて。
90度コーナー後の、斜度への出力を確かめる。
インターバルの掛かる場所と立ち上がる位置を確認する。
補給できる場所を探す。
ホームストレートからのピットへの合図位置を確認する。
ピットイン事前準備の左方へ寄っていく位置を数箇所、確認する。
まだまだ、やることは盛りだくさんだ。
試走時間は40分で、大事な事を各々確認し、ピットへ戻ってくる。
時刻は8時を回り、ちびっ子ちゃん達から順次レースがスタートされる。
そして、時刻は来た!
AM9:00を回り、4時間エンデューロのスタートだ!
まずは、
チーム:SATURDAY RIDE FEVER!!
その実力は30年前にツクバ8耐でソロ2位にもなった折り紙つき!
その実力は未知数。筋肉に関してはA5ランクの特級品。
この日の為に日々練習に明け暮れ、決戦ホイールも用意で望む!
サイトーさん
「くやしぃー!もっといけたはず!
オレはこんなもんじゃない!」
それでも、こちらも11位押し上げ100位。アレ?さっき92位だったはずだが・・・。
ライダーチェンジで少し手間取ったな・・・。教訓になるね!
■3番手はマッサン。
その実力は、誰もが認める、この半年の成長率ナンバーワン。
クダリの速さは目を見張るものがある!登りは、、jグエrgジャイlfハエリ○7@r。
マッサン
「おのれぇ!あんのママチャリ野郎!」
ホームストレートを颯爽と集団に乗って、過ぎ去っていく様は、もはや、こなれたベテラン勢。
90度コーナー後の800m登坂で、ママチャリに抜かれちゃうのも計算のうち!
その緩急をつけたスピードコントロールは、もはや、ガチ勢。
気合と根性の走りにより、13チームをパスし、90位。
■4番手、最終走行者はみゆくん。
その実力は、見えないところでの影練に没頭し、この日を待ち望んでいた。
無邪気な笑顔の裏に見える烈火の炎。三澤のエルボをお見舞いしたれ!
みゆくん
「めっちゃ、楽しかったー!」
ギュインギュイン、順位を上げていき、終盤にも関わらず、20チームをごぼう抜き。
結果:68位/221チーム
初レースというにも関わらず、全チーム中の3分の1に入るという快挙!
ナイスファイト!お疲れ様でした!
時を同じくして、、、、
チーム名:SRF-WORKS
ニコニコしたいつもの目から必殺仕事人の目に変わる。
こ、これは、ヤバイやつだ・・・。
思った通り、物凄いハードルの高さの順位で戻ってくる。
シングルとは、言ってたけど・・・7位かよお・・・。
ヤナさん
「ケツ筋とハムさんが終了しました!」
目の前で落車があるも、辛うじて回避。
チームジャージを忘れてくるという大失態は全部チャラ!
その熱い思い!受け取りました!
●2番手は米ぱ。
つ、ついに、、、初レースデビューじゃぁぁー!プルプルするぜ~
ライダーチェンジ中に順位が下がり8位へ・・・。すまん・・・。
疲れない程度にペダルを回して、集団を待つ作戦を心がけはしていたものの・・・。
待てど暮らせど、集団は来なく、メンタルは焦る一方でタイムや順位も気になり、
単独で張りつく人を転々と変えながら、ガンガン踏みはじめちゃう。
第2コーナー手前でモーターバイクのクラクション音と共に集団が来る。
キタァァァ!コレに乗ればいいんだな。なるほどなるほど。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
おりゃぁぁっぁぁあ!
ナニコレ・・・クッソはぇぇええええええ!
SPDメーターを見ると46とか47km/hとか出てる・・・。
ホームストレートを抜け、90度コーナーを抜け登坂、ヘアピンコーナーを抜けたところで、同じように立つもおいて行かれてしまう。
しかも心臓バックバクの状態で(涙)
案の定、ラップライムが下がってる・・・(涙)
そして、また、暫くスリップストリームをちょいちょい繰り返し、単独走行。
ようやく、次の集団が来て、無事乗車成功。適度な出力で快適に乗れる。
と、思っていたのもつかの間・・・。
ア、アレ?ふくらはぎがコロコロしはじめた・・・。
ヤベェェェッェェエェエエエエエエエエエエ!
つり名人なのは知ってはいたけど、ここでか!
ふ、ふめねぇえ・・・。踏んだら間違いなく完全につる!
ギアを軽くして、高ケイデンスで今こそ、乳酸分解だ!
次に控えているイクチャンの為にも、野郎である、私が少しでもキョリを稼がなければならん!
とは、思いつつも、一応、ピットへはチェンジの合図は出しておく。
泣きそうになりながら、クルクルしていると、ふくらはぎのコロコロが奇跡的に直り、復活!
集団はいなくなり、単独になったものの、ココからまた涎ダラダラでぶん回す。
結果、集団には3周弱しか乗れなかったものの、順位を4位へ押し上げることに成功!
ピットへ帰還し、ライダーチェンジの際、豪快に立ちコケし仕事終了。
米ぱ
「色々と全肉体運動機能終了致しました。」
●3番手はいくちゃん。
本日の切り札、ジョーカーだ!ヤナさんからの熱い思いは託した!
運よく、いきなり集団が来る!もちろん飛び乗り、乗車成功!
走行前に、顧問やサポートメンバーから色々と指示が出ていたらしく、
兎に角、集団に居座り続けるいくちゃん。しかも結構巡航速い集団に!
25周を越えたあたりから、いくちゃんは「いくお」へトランスフォーム。
ガッツリ集団の前方をキープし、あわよくば牽いちゃうぜ?的な。
順位をキッチリ3位に上げる!
ぬお!まじか!表彰台が見えてきたじゃん!
が、流石にスタミナが切れてきたのか、交代合図が。
いくお
「無我夢中で気付いたら1時間たってた^^;」
※この日を境に女帝と呼ばれ恐れられ、崇め奉られる様になる。
●急遽の4番手ヤナさんパート2
神様、ヤナさま、ほとけさま。最後いっちょたのんます!
必殺仕事人の目からゴルゴサーティーンの目に変わったヤナさん!
2位との差はこの時点で70秒くらい、
もしかしたら!?万が一!行けるトコまで行く!に賭け、
ついに単独でも1周6分台で回ってくる。
そして、4Hエンデューロは終わった。
結果:3位/65チーム
入賞!表彰台へ!
ぬおおぉ~!おめでとうぉ~!
努力は必ず報われる。
そんな言葉を突き抜けて、報われすぎて、SRF-WORKS一同は逆にビックリ。
まさかの表彰台。
現実を疑いたくなり、何度も、確定順位速報を見返す。うーむ3位だ。
すげぇぇぇぇええじゃあーん!
そして、表彰式、表彰台へ、照れながらもあがっていく・・・。
まじかー!じ~んときちゃう(涙)
表彰状には、間違いなくチーム名が・・・・。
表彰式を終え、ムネさんは自走で帰還!
その他の帯同メンバーは祝勝会・懇親会を兼ね、一緒に飯は食い、
希望者はそのまま、温泉へ脚を伸ばし、
今回はこれにて終了。
これはSRF-WORKS総勢15名での奇跡の軌跡であり、栄光への第一歩である。
ゆるポタクラブ:SRFのレースチームの初陣としては、3位ではあるが、入賞・表彰台という付加価値が付き、最高のスタートを切れたのではなかろうか。
次回、どんなレースに出るかは全く予定も立っておらず、未定まっしぐらだが(笑)